Bitcoin

昨年の11月くらいからビットコインを使い始め、その後MIT Bitcoin Clubも作った。先週はCircleのCEOを招いて講演会も実施。世界の秩序を根本から変える可能性があるプロトコルだと感じている。
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メインストリームのメディアを見るとまだビットコインに対する誤解が結構あるようなので、ここでちょっと説明したい
-ビットコインは投機筋によって支配されており、実用化価値がない
最も重要なのは、ビットコインは金のようにアセットとして備蓄するタイプのものではなく、トランザクション向けの通貨ということだ。もちろん今後ビットコインが普及することにより、価格の上昇もあり得るが、それよりも限りなくゼロに近いトランザクションコストのほうがはるかに魅力的。中小企業向けや国境を超えたトランザクションで大きな可能性を秘めている。通貨というよりも、トランザクションを推進する一種のプロトコルと理解したほうがよい。TCP/IPとかWWWとかそういうレベルと同じと考えている。
-ビットコインの価格の変動が激しいので、一般的な小売店舗では導入が進まない
トランザクションがメインな利用シーンということであれば、トランザクションの時間が極端に短ければ価格の変動は無視できるということだ。ビットコインの譲渡自体は現在2-3時間程度かかるが、トランザクションを開始した瞬間に小売店舗側で一般通貨に換金するプロセスを開始することが可能。クレジットカードもたいてい月締めなわけなので、特に問題無いはず。
-ビットコインはマネー・ロンダリングの温床となる可能性が高い
すべてのトランザクションはネットワーク上に記録されており、その後確認することができる。すべての取引所が実名制を導入すれば、現在の金融システムとなんらかわりはない。システム的な問題というよりも、法的制度が追い付いていないだけ。課税等も問題も同様の理解。
-ビットコインは金融業界以外では使い道がない
ビットコインは一種のプロトコルなので、現在はまだ金融向けのアプリケーションしかないが、今後はいろんな可能性を秘めているとも言われている。例えばすべてのメール送信に、0.0001コインの添付を義務化させれば、一般的な送信者は気にしないが、スパム業者にとっては価格が高過ぎるので断念せざるおえない。これもトランザクションコストがゼロだからできること。
個人的にいま最大の課題は、UI/UX的なところだと考えている。一般的なユーザーが毎回30数桁の暗号を送信して支払いするとは考えられない。NFCやQRコードと連動した形での決済アプリが生まれないと実店舗での普及は進まないだろう。あと既存の決済手段(VISA等)にとっては2-3%の手続料を取り損なうことになるので、規制面で攻めてくるはず。

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