American centric MBA

MITスローンは米国以外のパスポートを保持している学生が約4割いる。この比率はTop Schoolの中では、最も高いみたいだが、実際アメリカですでにかなりの期間を過ごしている人が約2割いる。ほんとうの意味で、アメリカにおける外人比率はおよそ15%程度だろう。
欧州のMBAと比べると、米国MBAは極めて米国中心的だと思う。クラスで使ったケースを振り返っても、今のところすべて米国企業のケース。授業の内容も、米国で活躍できるリーダーを育てることに焦点をおいているように感じる。
学生の8割ちょっとが、アメリカで仕事を探そうとしているのだから、それはそれでいいのかもしれない。でも、アメリカのエリートが海外に行きたがらないことに加えて、外国人向けのH1ビザの上限が6万人に固定されていることを考えると、移民国家と言われるアメリカも随分変わったとと思う。
このような状況の中、外国人学生とアメリカ人学生の間にある溝を埋めることは容易くない。勿論学校では仲良くしているし、課外活動でもお互い協力するが、本当の意味でプライベートで仲良くなるケースはまれなのではないか。アメリカ人のクラスメートに聞いてみると、アメリカ人でも結局の所普段の付き合いは近いエスニックグループに留まっているみたいだ。本当に親友と言える人間が自分と違うエスニックグループから来ていることは珍しいとのこと。
それでも国として世界一の力を今のところ誇っているし、世界中の人材がアメリカに来たがっている訳だから、他の国が如何に閉じられた社会であることを物語っているのかもしれない。

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