HK Marathon

昨日香港マラソンを走った。7万人が参加するアジア最大のマラソン大会。基本的に高速道路を走り、橋を3つ超え、トンネルをくぐり、高低差が100メートル以上ある非常に辛いコースだった。
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4月には揚州ハーフマラソン、5月にはチェジュ島フルマラソンに参戦する予定。もう少し下半身の筋トレを頑張る必要があるようです。

Language price gap

最近日本に行く頻度が減ってきているので、結構中国のアマゾンで本を買っている。欧米のビジネス書をよく買うのだが、驚いたのは中国語の翻訳版図書は日本語の翻訳版のわずか二割の価格で買えることだ。
例えば、ソーシャル・マーケティングで非常に有名な本で、「エンパワード ソーシャルメディアを最大活用す​る組織体制」という本がある。日本のアマゾンでの値段は2,310円。この円安を考慮しても160元程度する。一方で中国の翻訳版は28.1元、日本語版のわずか17.5%だ。何回か中国アマゾンで買い物をしているが、翻訳のクオリティも高いし、海賊版では決して無い。
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中国への版権販売価格が、日本へのものよりも大幅に高いという理由もあるだろうが、日本の時代遅れの書籍販売制度による影響が大きいのではないだろうか。アマゾンの電子化により、徐々に現状が打開されるかもしれないが、それまでは私のようなバイリンガルが暫くは語学によるアービトラージをエンジョイできそうだ。

Movies

この1年で恐らく20作を超える映画を見たが、これといったヒット作は少なかった。特に新しい映画での収獲は殆どない。その中でぜひオススメしたい二作をご紹介したいと思う。
Life of Pi

日本では1月中旬から公開されているようだが、中国では11月末から公開されて、年間のTOP3にランクインしたほどだ。映画館で3Dバージョンで見たが、2Dでも映像は十分美しいと思う。秀逸なのはストーリーで、一般的なハリウッド映画とは一線を画し、結構奥が深い。あまりにも深いので、公式的な解釈が生まれず、各々が勝手に自分の信条に従って解釈しているのが現状だ。
Zero Dark Thirty

ビンラディン暗殺計画の終始を描いた映画。CIAとか、FBI系の本を結構読んできた僕にとってはリアル感があって面白かった。米国人中心のスパイ活動の限界を感じさせる、テクノロジーだけでもやはり戦争に勝てない。しかし他人の国にズカズカと入り、人を殺すアメリカはやはり世界最強と言わざるを得ない。ビンラディンのかくれんぼ術もなかなかのものだが。

Say NO to Chinese government

中国政府は独裁政権で民衆の声に耳を傾けていない印象があるかもしれない。しかし近年この傾向は変わってきており、政府の意向が民衆の反対によって変化しているケースがよくある。
まずは先月の黄色信号に関する新しい規定だ。政府は黄色信号に際に通行した自動車に対しても罰金と減点を行うと発表した。これに関連してテレビでは特集番組を組み、新聞でも社説を出し、必要性を解いて回った。しかし、今までの交通規則と全く異なるので、各地で大混乱が起こり、大多数の人がこれに困惑した。メディアでも政府の政策策定能力に疑問を投じる記事が多く掲載された。通常ならこの新しい規定に順応するしか無いのだが、約2週間後に公安部は黄色信号の通行は暫定的に罰則対象としないと発表した。
また南方週末の事件も同じ結末を辿った。広東省の宣伝部が南方週末の新年挨拶に相当する社説を強制的に修正した。それに反対した南方週末の編集陣が無期限のストライキに入り、街にもデモ隊が繰り出した。個人的南方週末のファンだったので、Weibo上でそれを支持するツイートをしたら、半日で削除されてしまった。南方週末もこれまでかと思ったら、何と宣伝部に編集陣の独立編集体制を認めさせた上で復刊となった。以前にも同じケースが何回かあったが、その時は例外なくジャーナリストが捕まり、その後消息不明となっただけに、今回の事件の意義は大きい。
どこかが実施したサーベイによると、以前の世代に比べて80後世代の政治に対する関心は高いらしい。特に低収入層においては、金銭的な面以外に個人の尊厳的なことを重視しているようだ。現体制の中で、どこまで民衆の変化を捉えきれるのか。

Multi-touch points

最近オンラインの広告代理店的な仕事をするようになってから、専門知識を身につけるべき関連書籍を読み漁っている。マーケティングはロジカルシンキングがあまり通用しない分野かもしれないが、お陰様で何とかクライアントも獲得できてきた。
マーケティングの概念で、一日に複数回ユーザーにアプローチするよりも、一週間に数回いろんなソースからアプローチしたほうがいいとされている。最近思うのが、中国の中央宣伝部がこの手法を最も上手く使っているのではないかということだ。2つ事例がある。
まずは先月に北京で通勤に時間がかかるというトピックがあった。その際には、まず市民寄りの新聞で市民の困っている声を取り上げ、その後にCCTV等のテレビ番組で特集を組み、最後には党の機関紙である人民日報で社説を出し、政府側の人間がオフィシャルに改善プランを提出した。習主席もタクシーの運転手に挨拶に行っていたりする。その間、地下鉄のLEDパネルから、タクシーのラジオまで、目に触れるメディアはすべてこの話題で持ちきりだった。北京が出張者が来ると、その人達も自身の経験談を共有してくれて、口コミ効果も狙っている。恐らく14億人のうち、少なくとも都会に住んでいる人間であれば、このトピックの認知は100%だ。
また最近習主席が無駄な宴会の廃止を呼びかけている。一旦呼びかけが始まったら、これまたすべてのメディアで情報の絨毯爆撃が始まった。日本の紅白歌合戦に相当する番組でも、様々な漫才の中でこの呼びかけをネタに使っているし、公式なメディア以外も伝播を狙っていることが上手い。旧正月参りでうちに来た共産党の官僚もこのトピックの話をずっといていた。物凄い口コミ効果だ。
キム・ヨンナムが朝鮮労働党の中央宣伝部のトップを経験したように、独裁政権にとってもプロパガンダ機関は極めて重要だ。その機関のトップが、資本主義社会の最もイノベーティブなマーケティング手法を取り入れているかもしれない。

Personality changes

望まなくとも、わたしたちの性格は常に変化する:研究結果
WIREDの記事によると、我々の性格は常に変化しているらしい。
しかしながら、人は年をとるにつれて、その変化を感じなくなってくるようだ。
僕は性格なんてあんまり変わらないと思っているほうなので、自分を実験台にしいまの状態をテストしてみた。
10年後覚えていたら、もう一回やってみよう。
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