Chinese economy is slowing down

中国経済の減速が一段と鮮明になってきた。
中国人民銀行も異例の二回連続利下げを一ヶ月で行っている。
今年の5月の電力消費量は、昨年度比で増加率は1.7%。鉄道貨物輸送量の増加は昨年度比で1.3%。
消費者の消費意欲はまだ旺盛で、労働市場も佳境だが、今後GDPの更なる下降は避けられないだろう。
さぁ、欧州も米国もぱっとしない中、中国政府はどう出るか。

Impression of Singapore

週末を利用して、一日半程度シンガポールに滞在。
今後アジアで働くとすると選択肢は、東京、上海、香港、シンガポールくらいしか無いと思っていた。
そういう意味で、今回の旅はどれだけシンガポールに住めそうかという調査も兼ねている。
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結果からいうと、シンガポールで数年働くことは全く問題ないが、中長期的に住みたいという感じはあまりしなかった。思ったことを五月雨式に書くと。
-合理的な街であることは間違いないが、合理的過ぎてつまらない
オペレーションズ・リサーチを勉強した人間としては、シンガポールの街の作りに感銘を受けた。公共交通網、シティプランニング、お店の中の細かい仕掛け等すべてが効率という目的関数のために最適化されていた。だが一方で、エリート主義的な共産社会で生きている感覚もあり、人間臭さがあまり感じられない。すべてがシンプルなのだが、美しくもないし、深くもない。真面目になったラスベガスというところだろうか。
-思ったほど、暴力装置が働いておらず、市民の自覚によって秩序が保たれている
来る前に読んだ本によると、地下鉄で水を飲むと2万円の罰金で、ガムを噛んでいるとムチ打ちの刑(?)が課されるらしい。実際地下鉄で飲食している人も、ガムを噛んでいる人も見当たらなかったが、それを監視している国家の力も感じられなかった。制度を施工した当初は働いていた強制力が、すでに人々の習慣に刷り込まれたのだろう。この15年で移民が大幅に増加しているにも関わらず、この状態を保てているのは、一人当たりGDPの高さによるところが大きいのかも知れない。
-気候的に、アパレル業界としては魅力的ではない市場
シンガポールは思ったほど熱くなく、上海より最高温度はむしろ低い。だが、春夏秋冬の変化がないのは、アパレル業界にとっては致命的だ。季節感がないと、キャンペーンもセールも打ち出しにくい。業界統一でセールを行なっていたが、その次も夏物を売っていたら、購買欲は刺激されない。街なかの女性を見ても、ZARAとかで売ってそうなワンピースに、薄手生地のカーディガンというパターンが多い。客単価は高くないはずだ。
-小国であるメリットを最大限に生かして、経済的に発展している
こちらで働いている友人とも色々話したが、やはり実効税率、特に法人税が半端無く安い様だ。国の幹部がFORTUNE500の会社に対して、自らトップ営業を展開している。こういった柔軟な経済制度、移民政策も、小国だから統制が取りやすいからではないか。もちろん大国であるメリットは有るのだが、一部の地域を特区として権限をdelegateしないと国としての競争力が下がってしまう可能性が高い。

Call of Duty

Call of Dutyというゲームをご存知だろうか。いわゆるFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)にカテゴライズされるゲームの一種だ。このゲームが実に良くできている。エンターテイメントとしての完成度は第一級だ。
一言で言うと、限りなくリアルな戦場で戦っている感覚をゲーム機で実現している。
これはすごいと思ったのは
-ストーリーが主人公の行動とは関係なしにどんどん展開されていく
-難易度が適度であり、ストーリー展開に無理がない
-チームで戦うことが基本で、AIのレベルが非常に高い
-戦場での行動の自由度が非常に高い
-武器の選択が多種多様で、リモートで戦闘機も操れる
-視点が徹底的に第一人称
などなど
聞くと所によると、このゲームには実際の退役軍人も参加しているとか。
ゲーム開発の標準化、分業化、プロセルの見える化が進んだ時点から、日本のゲーム業界の衰退は始まった。
他の業界でも起こったことだが、複数の天才が居ても、結局秀逸なシステムとは戦えないのだ。
世界標準についていけないとなると、残された道は2つ。
-Wiiのように、カジュアルゲームをライトなユーザーに提供する
-もしくは、ソーシャルゲームの世界で、マネタイズの手法を極める
今のところ、どちらのオプションもそこまでうまく行っていないように見える。

Sleeping time

最近目覚まし時計がなる前に起きるようになってきた。
これは以前だと考えられないことで、昔は8時間を寝てもまだ寝ぼけていた。
別に昼間のパフォーマンスが下がっているというわけでもなく、2時間くらい得した気分。
20代も後半に入ってきて、眠りが浅くなっているのか。
それとも今の仕事で精神状態が向上しているのか。
これがそのうち不眠症に発展するとまずいのだが。

Tokyo Tower

5年ぶりに東京タワーという映画を見た。社会人になって初めて泣いた。

その頃、僕は大阪から上京し、早稲田のボロい男子寮に住んでいた。
月に2万3千円で、結局は耐震法に引っ掛かり取り壊された。
朝はあまり授業に行っていなかったし、引越しのバイトをよくしていた。
210円の学食ラーメンを食べて、夜は皆で1000円4リットルの焼酎を飲んだ。
映画の二本立てを見るのが趣味で、飯田橋のギンレイホームで東京タワーをみたことを今でも覚えている。
手持ちのティッシュを使いきっても、声が出ないほど泣いた。
主人公が自分に重なって見えた。
家族愛は無条件だ。ロジカルでもないし、スマートでもないけど、偉大だと思う。