Triumph des Willens

1934年9月に開催された、第6回ナチス党大会の記録。
終始、圧倒されるばかりだった。
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20万人を超える大衆が一斉にヒトラー式敬礼をする。表情は輝いており、心からヒトラーを尊敬していることが伝わってくる。無邪気な子供も威風堂々な親衛隊に夢中だ。
ヒトラーの演説はライブハウス状態。観衆は熱狂的に「ジーク・ハイル」と叫んでいる。「国家が国民が作るのではなく、国民が国家を作るのだ」;「単純に『私を信じる』というのでは不十分である。むしろ、こう誓うべきなのだ。『私は戦う』と!」力強いメッセージはオバマの演説を彷彿とさせる。
ドイツ帝国は金正日も驚くほどのトップダウンな命令系統となっており、ヒトラーは明確に「国民は一つ」と宣言している。これだけの作り上げたナチス党のプロパカンダ戦略にも目を見張るものがあるが、やはり情報の非対称性によるところが大きい。ITの発達によりこのような極度な中央集権国家は世から消え、国家は戦略的にごく一部の分野に絞って政策を打ち出すか、社会環境を変えることによるボトムアップからの変革の二択を迫られているように思う。

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