Jump into the stock market

人生で初めて株をやることにした。こんな荒れているマーケットでなぜ株なのかと聞かれそうだが、僕に時間ができたというのが唯一の理由で、僕だってこんなマーケットにできれば参加したくない。
はっきり言って、日本の株式市場に希望は持っていなし、Indexでみたらもっと下がってもいいと思う。日本経済の先行きは暗いし、金融当局が投資家に対する態度は保守的だし、福田首相は時代を逆走しようとしている。
そんな市場で、すこしでもいいパフォーマンスを残していくために、株式投資の戦略を考えてみたい。
395364_3734.jpg
1、儲けるよりも損を出すな。
2、スイングトレードを基本に、中短期におけるファンダメンタルとの乖離を狙う。
3、自分の強みはファンダメンタル分析にあることを常に念頭に置く。
4、サンクコストは考えるな。
5、1株の期待収益率に注目しろ。
6、大企業もいいが、アービトラージが多い無名銘柄を狙っていく。
7、30万円を一口とした分散投資を行う。
8、損切りは10%のときに。
個人的には、日本経済はリセッションに入るので、そこからはトヨタなど堅実な株が買われるとおもう。

Finally, it has ended

Kearneyでの一週間JOBが無事終了した。これで昨年の6月頃から始まった就活はやっと終わりを迎えた。
Kearneyの雰囲気にこれといった特徴はない。全体的にカラーが薄いのだ。まぁ、そこが特徴なのかもしれないが。あえて言うと、いい人が多く、日系のシンクタンクに似た感じがする。見た目は本当に普通で控え目で、話し始めるとちょっと癖ある。
コンサル的には、実行可能性とフレームワークのかっこよさでバランスが取れていて、さすが常駐型といった感じだ。
今回のジョブはチームではなく、ひとりで行うものだった。思い起こせばコンサルジョブもこれで4回目。N社のときは4人チームだったのに、回数を追うごとに人数が一人ずつ減っている。
ひとりでジョブを行うことで、自分の強みと弱みがいやでも見えてくる。僕は特に一人ジョブに向いていないらしく、チームワークの素晴らしさをしみじみと感じた。
僕は一定以上ファクトを集めると課題の結論が見えてくる。でもその結論はロジカルに導かれたものではなく、ぼくの発想力で出したものだ。その結論が本当に正しいかどうかを掘り下げる能力と気合が、いまの自分に足りないと思う。
また僕は自分が一回判断した結論に対して、変更を加えようとしない。調べていくうちに新たなファクトが生まれているにも関わらずだ。自分で作り上げたものを打ち壊すのはつらいが、それに耐えることで成長があるのだと思う。

Private remark on Job Hunting

僕なりの就活に対する考えを述べたいと思う。
事実に基づき、就活生にとって有用であることを意識したい。
率直な考えを書くつもりだが、信じるかどうかは読者の判断にお任せする。また僕は外資コンサルと投資銀行しか受けていないので、日系を受ける人にとっては全く参考にならないかもしれない。
jump.jpg
●就活の事実:就活の勝負は、就活前から決まっている。
考えてみれば当たり前だ。ダメ人間が、自己分析と筆記試験を必死に頑張ったところで、どうにかなるわけではない。就活で理想の就職先に決まるのは、ファンダメンタルな要因が8割だと思う。これは僕の経験からして正しいと思う。
だが、就活生の大半は大した実力の差がない。そのレベルではテクニカルな、いわゆる就活対策が役立つ可能性はまだ大いにある。
●就活する上での基本的な考え方:選択と集中
一人の力には限りがある。多くの会社にエントリーすれば、それぞれの会社に割けられる力は小さくなる。いくらエントリーシートが使い回しできると言っても、時間はやはり掛かるものだ。面接の段階になると分身術でも使わない限り無理になる。就活にかける時間を減らさずに、エントリーする会社の数を減らすだけで、内定への道はグット楽になると思う。いわゆるトップの就活生には、本命一社しか受けない人も少なくない。
●就活で重要なこと:「強みと弱み」、「ビジョン」
就活対策本にはいろいろ書いてある。それを全部こなせればすごいと思うが、たいていの人には無理だと思う。ぼくも例外ではない。
そこでぜひともやってもらいたいのが、「強みと弱み」分析と、将来のビジョンをはっきりさせることだ。あとは自分の状況と志望業界に合わせて追加すればいい。
「将来のやりたいこと→いまやりたい仕事→志望業界→志望企業」、その上に自分の強みと弱みを重ねてみる。エントリーシートはこれで書けると思う。
●就活は自分で考えて動け
就活は疲れる。周りの人たちについて行っているうちに、変てこセミナーと勉強会の嵐にのみ込まれる。その中でも時間を絞って、OB訪問などを精力的にこなす人たちがいる。本当にすごいと思う。
だが方法論が間違っていれば、いくら頑張ったところで目的地には到達できないという事実を覚えてほしい。自分の入りたい企業に入るために、本当になにが必要なのかという事実をとことん考えることが、効率的な就活につながる。セミナーに参加して、就活しているつもりになっている人たちが、一番危ない。
●就活の大きな流れ:ES→筆記→面接→内定
個人的な意見だが、ESと面接は基本的に同じである。つまりESの内容がきちんとしていれば、面接で落ちることはまずないということだ。だから、ES(「強みと弱み」、「ビジョン」)を考えることは非常に大事である。
筆記は努力あるのみ。コンサルみたいなハイレベルはともかく、たいていの筆記は頑張れば、どうにかなるものだと思う。
最終段階の面接、またはインターンになってきたらあとは相性の問題だ。ありのままの自分をさらけだして、その会社で働いている自分をイメージしよう。ミスマッチングは、会社にとっても自分にとっても悲しいことだ。

Vulgar commercialism drives out old-line society

明けましておめでとうございます。2008年が皆さまにとってどうか良い年でありますように。今年もよろしくお願い申し上げます。
今年の正月は伊勢で過ごしました。山に登り、温泉に入り、神宮でお参りをして、とてもよい一年のスタートがきれました。
IMG_0590.JPG
さて、最近メディアを騒がせている「赤福」は伊勢にあるわけだが、扉の前には無期限営業停止の張り紙が貼ってあり、観光スポット化していた。「赤福」本店は、彼ら自身が作った「おかげ横町」というテーマパークのようなエリアの中心にあるのだから、見てる分には結構面白い。
この「おかげ横町」というのは、地方にある安っぽいテーマパークと同じように、1時間もあればとことん飽きることができるスポットだ。運営先は伊勢福という会社で、実質赤福の子会社である。都心部にある私鉄に代表されるようなデベロッパー的なビジネスモデルをうまく運営している。本業のお餅が年商150億円ぐらいだから、かなり成功しているほうだろう。
別に赤福批判をするわけではないが、日本文化を代表する伊勢がなぜこのような商業主義の塊を抱えることになったのか不思議でならない。あの京都ですら醜いコンクリートが並んでいるのだから、これは日本全体の問題かもしれない。理由を探ってみたい。
1、木造建築物は建て直しの周期が短いため、商業主義に汚染されやすい。
確かに欧米の建物に比べて、木造の建物は寿命が短い。だがそれは立て直すとき、それを商業施設にする、またはコンクリートの塊にするということはまったく意味していない。たいしたお金をかけなくても、木造建築物の快適さは大きく向上する。それを選択しないのは、ほかのところに問題があるはずだ。
2、政府、自治体が都市計画をまともにやっていない。
日本はなぜか近代になってから、ほとんど無計画に都市を拡張してきた。おかげでインフラ、交通機関など公共施設がひどく非効率になった。しかし、「おかげ横町」のような町おこしはたいてい地方政府が主体となって動いている。彼らは都市計画ができないわけではない、税収にすぐ結びつく都市計画(ミクロレベル)しかできないのだ。
3、進歩のベクトルをあまりにも単一的に捕らえている。
日本は戦後、経済的な豊かさを追い求めて90年代初頭まで成長してきた。その中で「進歩=経済的豊かさ=コンクリートの建物、電化製品、便利さ」という図式が出来上がった。それは経済的豊かさが世界2位になったときにもさほど変わらず、一人当たりのGDPが十八位に転落した今でも、それを見直そうとする動きはあまり見られない。「おかげ横町」は伝統文化を守るためではなく、経済的豊かさを追い求めるために作られたのが問題だと思う。
世界経済のターニングポイントとなると思われる、2008年。日本のプレゼンス低下に歯止めをかけるために残された時間は少ない。