Apply "delemma of inovation" to PC

よく言われる言葉で、「聞きたいことがあったら、その道の人に聞け」というものがある。パソコン関係でいうと、電気屋さんの店員に聞くのが一番早いだろう。しかも無料だ。
2週間前僕がまだ店頭にいたとき、ある受験生向けに教育サービスを展開しようとする方にいろいろ質問された。以下のアイデアはそれに触発されたものである。
みなさん「イノベーションのジレンマ」という本をご存知だろうか。内容はもちろん、HBSの知的で刺激的な雰囲気がリアルに伝わってくる良本だ。
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その中で言われているのが、会社は一部のパワーユーザーのために製品の性能を高めるのは良いが、それが一般ユーザーの需要を超えているということだ。そうしているうちに、disruptive technology (破壊的テクノロジー)と呼ばれる、機能的には遥かに劣るが、格段に小さかったり安かったりするテクノロジーが現れ、市場を奪ってしまう、というセオリーである。
これはPC販売員を一年半やってきた僕にとってはいやでも実感できる。大半の顧客は、インターネットとワードしか使わないのだ。それらだけであれば、5年前のパソコンでも余裕で間に合い、10数万円だして新しいパソコンを買う必要なんかない。いまのPCは、上のセオリーでいう肥大化した製品である。肥大化させたのは、ゲーマーとはじめとするヘビーユーザー、そしてVistaのような重たいOSを次々と開発するマイクロソフトである。
ここで最近流行のボードPCを考えてみる。SONYとNECが最近出している、薄型デスクPCのことなのだが、性能は従来のデスクに比べ見劣るにも関わらず、かなりの勢いで売れている。これが「破壊的テクノロジー」なのではないか。本の中で言われたその他の「破壊的テクノロジー」の要件も見事にクリアしている。
ボードPCをさらに進化させて、超薄型PCをレンタルするのが今回のアイデアである。このPCには、必要最小限のハードとソフトしか積んでいない。もちろんOSは自社開発だ。通常の操作では不自由を感じないが、よりスペックが必要になったときだけ、スーパーコンピューターに接続する。このスーパーコンピューターが必要なときは大概室内、つまりワイアレスネットがあるところだろう。この2,3年でワイアレスの速度は100倍になるといわれている(ワイアレスで充電できるようになるといううわさもある)。十分接続必要スピードを超えていると思う。
つまり超薄型PCで基本的なスペックを兼ね備えていて、かつ必要なときにパワフルマシーンになる。これを販売ではなくレンタルで売る。携帯みたいに、月額仕様料金をとり、スーパーコンピュータを整備する。
これでひと段落なのだが、これをうまく使えば教育業界が変わるであろう。どう変わるかは、僕が電気屋で対応したお客様に聞いてください(笑)。書くのが面倒くさい。ただ、NOVAのお茶の間TV電話機の価格をご存知だろうか。このURLからご覧くださいhttp://www.nova.ne.jp/corporation/info/12_warpgate503/warpgate503.html
どれだけの市場価値があるか、お分かりいただけただろう。

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