Museum in NY

ニューヨークに居る間グッゲンハイム、MOMAとメトロポリタンを見て回った。まるまる3日間を使っても満足するまで鑑賞することが出来なかったのだが、ニューヨークはこれら以外にもまだまだ美術館があるというのだから驚きだ。特にMOMAとメトロポリタンに関しては量と質の面で、日本国内でこれに対抗できるものは存在しないだろう。メトロポリタンに関してはすでに美術館の領域を超え、人類の文化を時間軸で示す大きな博物館としてとらえることが出来ると思う。世界各地のそれぞれの時代において代表的な家の内装をそのまま再現しているところがすごい。これらを一気に3日間で見てしまうと若干消化不良を感じると同時に、お金を払って上野に行く気を失ってしまう。
展示品のレベルは行くまえからある程度予想がついていたのだが、その他にもいろいろと発見があった。最もびっくりしたのはほとんどの展示品は撮影可能と言うこと。みんなカメラを持参して美術館に来ている。フラッシュさえたかなければ展示品に対する損傷はないし、個人目的に撮影しても法律的に問題がないのだろう。個人的にはいちいち撮影するよりも、画集を買った方が早いと思うのだが。
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グッゲンハイム
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MOMA
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メトロポリタン
また館内が非常に広々としていて、美術館自体一つの展示品となっていること。見る側にとって、非常に気持ち良くじっくり見たい物を見られる。また学校や施設の団体客が非常に多い。小さい子供たちが色鉛筆をもって、ピカソの絵を一生懸命模倣しているそばで、先生が静かに見守っている。なんと贅沢な学習方法なのだろう。きっと彼らにとって美術館はもっと身近な物なのだろう。
最後に特筆したいのが、充実すぎるぐらいの付属ストア。とくにMOMAのストアは、世界各地からクリエイティブな製品を集めて販売していた。ストアを見るだけでも十分楽しめる。日本からは無印の商品が集まっており、日本の定価の3倍ぐらいで販売されていた。メトロポリタンの美術館はストアのみで、ブリジストン美術館なみの大きさはあったと思う。
全体的に思ったのが、アメリカの美術館はすでに絵を展示するだけの段階をおえて、見る側の視点に立った経営をしているということ。そして各美術館はそれぞれの特徴があり、うまくそこを生かしていると言うこと。北京に行った際時間があったら、中国の美術館とも比較してみたいと思う。

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