Retrospect of the Pacific war

最近、前の戦争に関する本をいろいろ読み漁った。
少なくとも現段階で、戦争が起こった理由について僕を満足させる回答はまだ見つからない。すべての責任を軍部に押し付けるのは、短脈的過ぎる。海軍を中心に日米開戦を反対する人たちが多くいた。あの東條ですら、最後は開戦を阻止するため奔走した。なのに戦争はおきてしまった。負けると分かっているにもかかわらず。
本当の理由が見つからない原因として、日本の戦後処理の問題が挙げられると思う。戦後の日本は、アメリカをはじめとする連合国の意思のままに作り変えられた。日本国民からの自発的な戦争に対する議論は十分になされないまま、いつのまにか日本は世界第二の経済大国になってしまった。戦後60年以上経ったいま、当時の状況を完全に把握するのはますます難しくなっている。
当時の日本政府は、日米の圧倒的な実力の差に目を向けず、自己欺瞞を繰り返してきた。この構造は今の日本政府にも通じるところがある。国土交通省の道路需要に対する予想による国土開発、めちゃくちゃな出生率予想による年金プラン。皆問題だとは認識しているが、直視しようとしない。
憲法9条も同じように、明らかに現状にそぐわない。極論かもしれないが、いまの職人軍人によって構成されている自衛隊は、むかしの軍部と同じような道を歩む危険性があると思う。
憲法9条のせいで、日本には表面的な平和主義が蔓延している。議論を恐れずに、徹底的にあの戦争と日本の国防について考え直す時期が来たと思う。

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