ワトソンワイアット

今日ワトソンワイアット(http://www.watsonwyatt.co.jp/)サマーインターンの書類合格のメールが来た。ある程度予想内だったが、正直うれしかった。去年のIBMのような体験がまたできるかもしれないと思うと、胸がどきどきする。これからまた、筆記試験と面接などがいろいろあるみたいだががんばりたいと思う。
ちなみにこの会社は、新卒採用はなくインターン採用のみなので、今年で内定をもらえる可能性だってあるわけだ。もしもらってしまったら、これからの大学生活が大きく変わってしまうだろう。
エントリー文を載せておきます。


ワトソンインターン(1)
世界に誇れる日本企業のひとつにソニーが挙げられると思う。同社は日本初のテープレコーダーやトランジスタラジオを製造販売し、またVAIO、Walkman、PlayStation などのブランドは世界的に有名だ。
ソニーの「日本的な強さ」はその技術力にあると思う。ソニーの技術力のすごいところは、最新の発明をするのはなく、あまり注目されていない既存の製品や技術に改良を加えるというところにある。新しい技術を真っ先に取り入れ、ユニークな製品を次々に発売する技術力は群を抜いていると思う。このような技術力を支えているのは、日本人の職人の精神であり、優れた適応能力である。愚直ともいえるぐらいの職人魂で、ソニーはさまざまな製品の小型化に成功してきた。また、ソニーは日本が伝統的にもつ適応能力で、諸外国のいい技術を偏見することなく、どんどん取り入れていった。
だが近年ソニーは苦戦している。2004年には、売上高と経常利益のいずれにおいてもサムソンに抜かれてしまった。なぜなのか?私は二つの原因があると考える。
一つは収益率が低すぎることである。サムソンとほぼ同じレベルの売上があるにもかかわらず、利益はサムソンの1/10にとどまっている(2004年)。利益が出ないと、研究にまわす資金も必然的に少なくなり、悪循環に陥ってしまう。二つ目は、事業展開があまりにも広いことである。ソニーはエレクトロニクス事業以外にも、娯楽、ゲーム、金融、流通などの異分野にも進出している。しかし、実際利益を上げているのは、金融ぐらいだ。ソニーはすべての分野で、あまりにも多くの敵を抱え、そこにはあまりにも多くの代替物が存在する。
そこで、ソニーが真っ先に取り組むべきことはワールドスタンダードを作ることだと思う。Windowsに代表されるように、世界の市場は均一化し、ワールドスタンダードになった商品は揺ぎ無い地位を手に入れる。確かにソニーはベータマックス、ATRAC3などのワールドスタンダードを作ろうと努力したが、それは単に自社規格に対する拘りであり、ユーザーからの視点が感じられない。ユーザーの潜在的な欲望を形にすることによって、世界に通用するスタンダードが作れると思う。また、多数ある事業は本当に強みがあり、成長性のあるものに絞るべきだ。ソニーの原点であるエレクトロニクスに立ち戻り、そこに経営資源を集中投下することに必要になると思う。
ワトソンインターン(2)
現在の20歳代を一概に言うことは極めて難しいと思うので、多少偏った内容になるかも知れないが、ご了承願いたい。
第一に挙げられる特徴が、多様化だと思う。年々、若者をひとまとめにして語るのは難しくなってきた。アメリカなどに比べたらまだまだだが、価値観も確実に多様化してきた。しかしその一方価値観が多様化しすぎていて、何を選択すればいいか、戸惑っている若者がかなり多いとも感じる。また、協調性も諸外国に比べたら、かなり高いほうに属すると思う。だがその反面、単にみんなと異なるのが怖いと考える事もできる。
そこでキーワードになってくるのが「個」だとおもう。いまの若者は自分がひとりの個人であるという意識が薄いとおもう。その端的な表れは、自分ひとりで考えることがうまくできないことである。マスコミや他人から聞いた価値観を自分のなかに取り込むことはできるが、自分でなにか新しい価値観を生み出すことはほとんどない。また、自分にあった目標設定ができなく、結局みんな似たり寄ったりのビジョンを共有している。しかしその程度の目標だと、そのために人生を賭ける気には到底ならないし、リスキーな行動は極力避けるだろう。結果的に、資格を過度に重要視し、安定した就職を求めることにつながるのだ。いまの若者に基礎能力は十分あると思う、しかし「個」も持っていないが故、残念ながらその力が十分発揮されずにいる。
彼らの隠された力を発揮させるにはどうしたらいいのだろうか。一番重要なのは、責任と決定権を明確にして、若者がリスクをとるようにすることだと思う。若者がリスクを恐れずに行動するようにして、成功したときにはそれ何の報酬を与え、失敗したときには適切なフィードバックを与えれば、彼らは確実に「個」としての意識を持ち始めるだろう。その流れで、自分の頭で考え、自分の行動に責任を持つ若者がどんどん増えていくと思う。
企業のなかで、具体的な方法として、プロジェクト単位の権限委譲が考えられると思う。企業内のあるプロジェクトに対し若者中心のチームを結成し、そのプロジェクトの責任と決定権をすべて担当チームに委譲する。企業は大きな方針のみ示し、その他はすべて担当チームにお任せする。同時に他の部署はそれをサポートするような体制を整える。また失敗を容認し、そこから何かを学び取る環境作りをしていくことも重要になってくると思う。

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