近況報告

最近自分でもびっくりするほど、ブログが映画ネタになっている。これではぼくが、毎日映画しか見ていないだめ人間だと思われるので、いくつか映画ネタしか書かない理由を挙げよう。
忙しいから。
映画を見ないと書けないレポートがあるから。
レポートを書きすぎて、指が痛いから。
頭が痛いから。
その感覚は現実ではないから。
ぼくの知覚が狂っているから。
これはすべて夢だったから。
悪意のある霊に取り付かれているから。
神様が映画ネタ以外書くなといってくるから。
カップめんを食べ過ぎたから。
冷凍食品を食べてないから。
花は真理だから。
21世紀だから。
世界は愛に満ちているから。
暇だから。
以上の理由(最初の二個以外)は明らかに事実と異なります。

ミリオン・ダラー・ホテル

The Million Dollar Hotel
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制作年 2000
ジャンル ドラマ
時間 122分
原案 ボノ<Bono>
監督 ヴィム・ヴェンダース<Wim Wenders>
音楽 ボノ<Bono>/ジョン・ハッセル<Jon Hassell>/ダニエル・ラノワ<Daniel Lanois>/ブライアン・イーノ<Brian Eno>
出演 ジェレミー・デイヴィス<Jeremy Davies>(トムトム)/
ミラ・ジョヴォヴィッチ<Milla Jovovich>(エロイーズ)/
メル・ギブソン<Mel Gibson>(スキナー)/
ジミー・スミッツ<Jimmy Smits>(ジェロニモ)/
U2ファンとしてこの映画を見逃すことはできなかった。
この映画は監督のヴィム・ヴェンダースがボノの歌の歌詞に感動して、作成してしまったとんでもない映画である。
全体的なイメージとしては、変な人たちが、変なホテルに住んでいて、変なことをしでかして、変なFBI捜査官が来て、想像もできない結末を迎えると言ったところだ。
全編を見終わった後、冒頭のシーンをもう一度見てみると心に響くものがある。あのようなきれいな自殺は見たことがない。笑いながら、優雅に、光に包まれながら、ゆっくり舞い降りていく。イスラム原理主義者が自爆テロを起こすときの心境もこれに近いのだろうか。
U2の「The First Time」が浮かんでくる。
For the first time, for the first time
For the first time, I feel love.

マルコムX

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マルコムX
洋画ドラマ -シリアス
MALCOLM X
1992年アメリカ
脚本:スパイク・リー 、アレックス ヘイリー 、アーノルド パール
監督:スパイク・リー
出演者:デンゼル・ワシントン 、アンジェラ・バセット 、アル フリーマンJr
イスラムに関する映画だと思ってみたら、実は黒人解放運動の映画だった。結果オーライだったので、よかったが。
中で出てくるモスクの内部の映像はかなり貴重なものらしい。いままでモスクと言ったら、イラク戦争の時米軍に占領されているコンクリートの建築物ぐらいの印象しかなかった。だが、この映画の中でのモスクは大変立派で、地面には赤じゅうたんが敷いてあり、天井もかなり高くダイナミックな感じがする。キリスト教の教会は、通常突き出ている部分があるが、モスクの場合ピラミッドみたいになっていて、中央の部分が一番高くなっていた。
映画の音楽が非常に印象的で、リズミカルなジャズがそれぞれのシーンにうまい具合にマッチしていた。
さて肝心の内容である。
この映画をみて、人種差別をこの世界からなくすことができるかどうか、非常に疑問に思えてきた。マルコムXは、黒人として生まれ、黒人のために戦い、黒人に殺された。人種差別問題はもはや、人間の手に負える限界を超えているだろう。
人種差別問題といえば、すぐに南アフリカを連想してしまう。悪名高きアパルトヘイト政策が長年にわたって黒人を蹂躙し、つい最近になってやっと撤廃された。しかし、いまでも黒人は貧しいままで、白人とは別々の地域に住んでいる。なにか、解決策を示せる人間はこの世に存在しないと思う。
なぜ、人間は同じ人間を差別するだろうか?単に、肌色の問題なのだろうか。ルワンダでは、多数派フツ族による少数派ツチ族の大量虐殺が長年繰り広げられている。しかし、専門家によれば、彼らを見分ける方法は住民票ぐらいしかないらしい。彼らは同じ言語をしゃべり、同じ文化を持ち、同じ身体特徴をもち、また同じぐらい相手を憎んでいる。これほど不思議なことはない。もし、いま彼らの住民票をすべて取り上げて、ランダムにフツ族とツチ族に振り分けたら、彼らは戦いを続けるだろう。つまり問題は、人種や民族といった違いではなく、人間は単にコミュニティをつくりそのコミュニティの地位向上のために、その他のコミュニティを罵倒しているだけだとおもうのだ。
差別問題は日本とは無関係だろうなのか?日本では、みなが似たような顔つきをしていて、同じ言語をしゃべっている。それでも方言を出せば、いじめの標的になるし、ちょっと前まで同和問題もあった。いまでも在日などの問題がある。それなのに、私たちは黒板に書かれた「人類みな平等」を学び、一生特に異民族ともかかわらず、差別なんか関係ないという態度だ。一年でもいいから、現地に行ってみないと、本当の差別問題を理解することはできないだろう。

インサイド・マン

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製作年度 2006年
上映時間 -
監督 スパイク・リー
出演 デンゼル・ワシントン 、クライヴ・オーウェン 、ジョディ・フォスター
人生初めて、試写会というものに参加しました。人より先に映画が見れるのは、なんか得した気分ですね。見たからには多少宣伝する義務があると思います。なので、みなさんよかったら見に行ってください。
全体的にストーリーがすっきりしていて、退屈はしませんでした。少なくとも途中で時計を見たり、居眠りすることはなかったです。実際のところ、最近見た商業的な映画の中では、かなりいいほうに属すると思います。
気になったのが、アップルの製品が何回も出てきたこと。i pod から i macまでいろいろありました。PSPも3回ぐらい登場していましたね。こういうのを見ると一気に現実に連れ戻されます。

Luxo Jr.

http://www.pixar.com/shorts/ljr/theater/short_320.html
今回お勧めするのは、右の動画だ。見るのは、Quicktimeが必要となる。
この動画はいまや世界的アニメーションスタジオとなった「Pixar」の処女作ともいえる作品である。1986年、あのスティーブ・ジョブズが彼と同じぐらい熱い連中を集めて、「Pixar」を作った。ちょうどぼくが生まれた年だ。その後、「Pixar」は「Toy Story」「Monster,inc.」「The Incredible」「Nemo」などのさまざまな名作を世に送りだし、アニメーションの新世紀を作り上げた。
この動画は世界初のフルCGで作られた作品である。しかも、電灯とボールだけで、人間っぽい複雑な感情を表現することに成功している。
ジョブズはこう言ったことがある。「ベルが電話を発明したときに市場調査をしたと思うか?したはずなんかないだろ。すごいものはそんなことする必要がないんだよ」次元の差を感じるのは僕だけだろうか。

十戒

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洋画ドラマ -クラシック
THE TEN COMMANDMENTS
1957年アメリカ
監督:セシル・B.デミル
脚本:アエネアス マッケンジー 、ジェシー ラスキーJr. 、ジャック ガリス 、フレデリック M フランク
出演者:チャールトン・ヘストン 、ユル・ブリンナー 、アン・バクスター 、エドワード・G.ロビンソン
初めて宗教映画と言うものを見た。新鮮な体験だった。
まず、50年代に作られていることだけあって、映画編集の手法が現在と大きく異なると思う。いちばん目立ったのが場面と場面のつなぎ目である。音楽と映像がひどく不自然なのである。うまくいえないが、どこでもドアで一気に瞬間移動したような感じがする。また、脚本自体が単純だ。登場人物の感情も分かりやすいし、手のひらを変えたようにすぐ変わる。まるでみんなが子供のようだ。
この映画は宗教映画だけあって、ユダヤ教の啓蒙には非常に向いているでしょう。神を信じるものは救われ、神に逆らうものは罰せられるという非常に簡単な原理を繰り返し述べている。さて、日本にはこのような類の映画あるのだろうか。ぼくが知る限り、戦前の天皇をたたえる映画以外ほとんどないに等しいと思う。実際のところ、映画以外でも、宗教が現代日本社会に与える影響は大きいとはいい難い。
ひとつの原因は、戦後GHQによる徹底的な意識改革だろう。アメリカの占領戦略は、思想洗脳を伴わない。いままでの殖民地は皆本土の文化を強要させられるが、アメリカは文化の面においてほとんど口出ししなかった。その結果、熱狂的な天皇崇拝はなくなったが、それを埋めるものがなかった。仕方ないので、日本人はそれを高度な物質生活で紛らわせた。
また、日本におけるさまざま新興宗教の悪影響も一因だろう。日本人が抱いている宗教に対するイメージは、基本的に「あやしい」が主流だと思う。それは、オウム、統一教会、原理研究会などの宗教団体がさまざまな事件をおこし、それをマスコミが熱心に報道しているからだと思う。

中国の歴史教育

中国青年報の付属週刊紙「冰点周刊」が停刊処分になった事件はまだ記憶に新しいだろう(文末に問題となった論文とそれに対する産経新聞の記事を全文掲載している)。先日、偶然中国青年報の公式サイトを見ていたら、なんと例の論文が堂々と載っているではないか。停刊処分の引き金になった論文がなぜいまだに公式サイトにあるのかはわからないが、とりあえず興味深く読ませてもらった。
論文の概略は、いままでの中国の歴史教科書は愛国教育を追求するあまり、間違った歴史まで使っていた、というものだ。たとえば、清朝末期の義和団事件は中国国民が植民地支配者に対する抵抗ではなく、たんなる国際法違反だというのだ。個人的に論文自体は若干納得できないところもあるが、大筋では同意できる内容である。しかし、問題は論文が正しいかどうかということではなく、論文が中央の意志に反したら、それが弾圧されてしまうことにあると思う。この論文は、2002年にも別の雑誌で掲載されたことがあるのだ。それにもかかわらず、今回弾圧されたのは政治的目的があるとしか思えない。
中国の経済はいまロケット並の速度で発展している。今年でイギリスを超えて、世界第五の経済大国になるらしい。しかし、政治は未だに共産党の一党支配で、選挙らしきものは実施されていない。天安門事件以後、民主化が加速する気配はない。当局はいまの中国は歴史上もっとも民主的だと主張している。それは確かに正しいと思う。しかし21世紀の国際社会を見渡すと、これほど奇形な政経システムは他に存在しないことがわかるだろう。ぼくは政治にはあまり関心がないのだが、このままではどこかで行き詰まると感じてしょうがないのだ。歴史教科書も、延々と近代中国がいかに半植民地化され、そして共産党がいかに中国を救ったかに終始している(しかし日中戦争について、日本に格別不利な記述はないと思う)。高校生でマルクス主義や毛沢東をまじめに受け止める人がほとんどいなくなった以上、このような教育を続ける意味がないと思うのだ。
最後に論文の文末を引用しよう。「現代化事業のため、理性がありかつ法を守る現代国民を育むため、これらの間違いを修正するときが来た。」

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電化製品店攻略法

ご存知のとおり、ぼくのバイト電化製品店でパソコンを売ることだ。さまざまな店で売っているうちに、ある程度普遍的なルールを見つけた。皆さんが買い物をするときに役立てていただければ幸いである。
多くの人は大手電化製品店の商品は値引きしてもらえないと思っているかもしれないが、実際のところごく少数の例外を除いて、値引き交渉できるところが一般的だ。値引き交渉をするのは、まず店員の階級システムを理解する必要がある。
店員は社員、パートナー、ヘルパーに分けることができる(その他にもレジをたたくバイトがいるが、値引き交渉には全く使えない)。社員はそのお店の社員さんだ。ノジマだったらノジマ電気の社員、ヨドバシだったらヨドバシの社員だ。パートナーと言うのはメーカーの営業社員だ。その人たちは、メーカーからお店に派遣されている。最後に、ヘルパーは、ぼくみたいな契約社員またはバイトでメーカーからお店に派遣されている人だ。お店の文化にもよるが、基本的にパートナーとヘルパーはメーカーからお金をもらっているので、自社製品しか薦めない。とくにパートナーは営業の数字があるので、必死そのものだ。
さて、誰に値引き交渉をお願いしたらいちばんいいのだろうか。最高の手段は社員さんに訴えることだ。しかも位が高そうな人(コーナー責任者、店長etc)だ。分別の仕方は、いちばんたくさんお店のアクセサリーを付けている人だ。写真付名札、無線機、たくさんのボールペン、各種POP。年齢は判断基準にならないので、くれぐれもご注意を。これでいちばんすばらしい値引きが期待できる。それが無理だったら、誰でもいいからとりあえず「高すぎるから、店長に相談して来い!」ということだ。言うときに「ほかのお店がこんなに安いんだ」的なことを示すものを持ってくるといい。チラシ(オープンのチラシでもいい)、名刺の裏に書いてもらった値段、見積書などだ。
最後に付け加えると、接客して嫌がられない客になろう。常識から外れている人に対しては、店員さんもいい気分がしない。つまり値引き渋るのだ。
これで、今日IXY DIGITAL 70を価格.COMの最安値よりさらに安い値段でゲットした。電気屋さんで働いていて良かったとおもった数少ない体験だった。

オールド・ルーキー

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製作年度 2002年
製作国・地域 アメリカ
上映時間 128分
監督 ジョン・リー・ハンコック
製作総指揮 フィリップ・ステュアー
これぞアメリカンドリームと感じさせる物語だ。その上、ディズニーが作っただけあって、一点の曇りもない完璧なサクセスストーリーになっている。夢を与えるいい作品だが、あまりにも完璧すぎて現実感があまりない(実話らしいが)。 幸せは不幸の後に本当の味わいが出てくるのだろう。

健康診断

久しぶりに健康診断を受けてきた。意外と知らない人が多く、保健所はがらがらだった。
気になる結果だが、身長がなんと0.3cm縮んでしまった。最近人によく「背が高くなったね」といわれるのに不思議だ。この調子だと、定年の時には160センチ台に突入している。来年は厚めの靴下を履いていこう。体重は久々に60キロを突破。最近食生活を改めた成果があった。
ちなみに去年の健康診断では、再診を受けてしまった。理由はやせすぎと肝臓(飲みすぎらしい)だった。今年はいたって健康らしいが、左目の視力がとてつもなくよかったので、先生がかなり驚いていた。