全体を通じて

プレゼンについて
僕はいままで本格的なプレゼンをしたことがなかったので、とても初歩的なことかもしてないが、プレゼンはまず人に伝わらないと意味がないということだ。どんなに良いものをもっていても、それが聞く人に伝わらない限り意味がない。これは(少なくとも今の自分にとっては)、どんなに意識しても意識しすぎることはないと思う。今回のインターンで思ったのは、みんな考えていること自体にはそんなに違いはない、作ってるパワポも多少の差があるといえ、決定的な差はつかない。やはり一番肝心なのは、どうやって相手に聞いてもらうか、どうやって相手に理解してもらうか、どうやって相手に覚えてもらうかということである。上の台に上がって、自分のしゃべりたいことを自己満足的にしゃべるのではなく、少しでも良いからわかりやすく相手に伝えるのが大切だと思う。


 サポーターとプレーヤー
 これは、僕の最終プレゼンの中で詳しく書いているが、簡単に書いてみよう。まず、世中の人は、サポーター(弁護士、会計士)とプレーヤー(社長)に分かれていると思う。僕はいままでずっとサポーターを目指してきたが、今回のインターンでプレーヤーもありだなと思った。なぜなら、僕がプレーヤーになりたくない主な理由は、人に命令するのが苦手だからである。しかし、単なるまとめ役としてのリーダーも存在することを知って、サポーターとプレーヤーの中間のようなリーダーを目指すのも悪くないと思った。
 すごい人とは
インターン中にいろんな普段では会えないすごい人に会えたので、その人たちについて少し書きたいと思う。まず、すごい人というのはその肩書きが明かされるまで、周りの人が全くわからないぐらい表面上は普通の人だと思う。格好というものを全くつけないのだ、自分に自信を持っているから。それとは対照的に、あまりできない人はいかにもできそうに振る舞う(その逆は真とは限らない。)、しかしこれといったものを持っていないためすぐばれてしまう。また、すごい人は優しい言葉、わかりやすい言葉,面白い口調で説明してくれる。その説明している内容の難易度に関わらず。しかし、できない人ほど難しい言葉(特に外来語)を並べていかにも凄そうにしゃべるものだ。最後に、凄い人は威張らない。僕みたいな学生に対しても、先輩ぶらなく親切に話してくれる。こっちの話もちゃんと聞いてくれる。とにかく、凄い人は人間的に凄いのだ。
 文系と理系(インターン生と社員)
ご存知の通り日本の大学はたいてい理系と文系に分かれている。僕はいままで人間は別に理系文系でそんなに変わらないだろうと思っていた。自分は理系と文系の中間的な人間だと思っていた(東工大ではむしろ文系)。しかし、いざインターンでグループワークをしてみると、理系と文系の歴然とした違いがわかったし、自分はやっぱり理系の人間なんだなと実感した。例えば、グループワークでサーバ関連の話が出たとしよう、文系の人は極端のその話題をさけようとする、しかし理系の人はサーバが専門でない人でもできるだけ参加しようとする意志が見られる。また、考え方でも文系の人は感性で相手を説得しようとするが、理系の人はしっかりとした論理またはっきりした例がないとなかなか理解しない。だが、IBMの社員になると理系文系の壁なんか全く感じさせない。僕の部署の部長さんは法学部出身で昔はソフトエンジニアだった;ぼくのアドバイザーは農学部出身で今は営業だ;人事のお偉いさんはなんと体育学科出身で、入社した最初の一年でプログラミングを勉強して、ばりばりのソフトエンジニアになった。仕事にいくときも、チームには理系もいるし、文系もいる。そう見てみると、学生の間にはあった理系文系の壁は社会人には全然ないのだ。これはやはり時代のニーズなのだろう。社会が求める人材は絶対理系文系関係なくできて、さらに自分の得意分野をもった人である。それは、僕が目指す目標でもある。
 働くということ、IBM社員の熱意
 「私が思うには、働くということの本質は、自己価値の実現とそのための社会価値の実現である。まず、人間という生物は、食料、水などの最も基礎的な需要が満たされると、自分が他人に認めてもらいたいという気持ちが生まれるのだ。それを、一番自然なかたちで満たしてくれるのが、社会価値の実現を目的とした労働である。社会のために貢献すると自然に人々に尊敬される、そうして自己価値が実現された人がまたより高いモチベーションで働く(社会に貢献する)。これこそ、社会のよい循環なのではないだろうか。
また、働く過程で、より活躍するために最も重要なのは、目標を持ちそれを行動に移すことだと思う。特に重要なのは、目標を自分より適度高いところに設定し、それに基づいて短期中期長期の目標を立てて、またそれらの目標を実際の行動の中で常に修正していくというスタンスなのである。また、一番の基本はなにかをはじめる、行動を起こすことだと思う。目標を立てて行動しないことには意味がないし、行動の中でまたきっと何かが得られると思うのだ。」
上の文は、僕が現場に入る前に書いたものだ。今から見ると非常に甘い感じがする。確かに上の文は正しいかもしれないが、実際の現場では全くこのような問題を考える時間がない。残念なことに、働くということの本質を考える前に働かないといけないのだ。つまり、働くということの本質は学生時代に自分の中ではっきりしておかないといけないということだ。
IBM社員はよく働く、僕の部署では毎日終電が普通だった。何が彼らを支えているのか、彼らの中で働くということはどういうことなのか?僕は社員さんにも聞いてみたが、残念ながらレスパンスがまだきていない。
 日本の豊かさ
上のことの続きなのだが、夜遅くまで働くのはIBMだけではないのだ。日本中のサラリーマンは、程度に違いはあるかもしれないが諸外国(特に欧州)に比べたらよく働く、というか働き過ぎだ。日本人の一人当たりのGDPは高いかもしれないが、生活は決して豊かだとはいえないのが現状なのではないか。僕が知る限り、外国の普通のサラリーマンは定時に家に帰って、家族と幸せな時間を過ごす;週末はボートにでも釣りにでもいく。しかし日本のサラリーマンは、毎日寝る時間と食べる時間以外常に仕事をしていて、唯一の娯楽は酒とゴルフである。そんなに仕事する必要があるのか?なにが豊かさなのか?日本人は一度これを真剣に考える必要があるのではないか。
 お酒について(未成年飲酒)
僕は飲みにいくとき、毎回IBMの人に酒を飲むなといわれた。僕は未成年だから、飲んでばれたらIBMが大変なことになるからだ。御陰さまで、ぼくは毎回飲み放題のお金を払って、ひたすらウーロン茶を飲んでいる。それはともかくとして、なんで未成年は酒を飲んだらいかんのか!正式的には、未成年は酒を飲むと性ホルモンの分泌がおかしくなるからだそうだ。しかし、僕は酒を飲んで、おかまになった男性やひげが生えてきた女性など一人も見たことがない。18歳でもう車が運転できる、なのに何で酒は飲めないんだ、しかも日本中の圧倒的多数の人が未成年でアルコールを体験したことがあるというのに。別に、お酒は好きではないが、納得がいかないので、いつか機会があったら法務省の人にでも聞いてみることにしよう。
 IBMの文化
IBMの文化に僕は気に入った。キーワードは平等である。男女、年齢、役職、入社年数、部署による、差別がほぼと思う。女性の社員はもちろん、部長さんもかなりいる。上の人にも、気を使わなくて気楽にものがいえる。みんな、「さん」付けで呼び合っているのもすばらしいとおもう。やはり、みんなが気楽に意見のいえるオープンな環境でこそ、すばらしい革新的なものが生まれるのだろう。

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